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交通事故の解決事例集

ケース105 慰謝料等の増額に加え,相手車両の修理費負担額(過失分)の減額にも成功!

Kさん(男性・26歳・会社員)

事故時診断:左大腿骨骨折・左膝打撲挫創・左足関節捻挫・頭部打撲・顔面打撲挫創
後遺障害:14級5号

  提示金額 増額(倍) 弁護士交渉後
治療費¥2,161,6711.0¥2,161,671
入院雑費¥75,9002.4¥184,500
装具代¥3,5001.0¥3,500
入通院慰謝料¥1,433,2001.5¥2,200,000
後遺症慰謝料¥750,0001.5¥1,100,000
休業損害¥6,298,9561.0¥6,298,956
加害者の車両修理費負担分¥-780,1610.7¥-541,900
合計¥9,943,0661.1¥11,406,727
増額分¥1,463,661

Kさんは,オートバイ(自動二輪車)を運転中に交差点を直進したところ,右折してきた乗用車に側面から衝突されるという事故に遭い,救急搬送され,即日入院することになってしまいました。

半月程度で退院はできたものの,その後約2年半もの間,Kさんは通院加療を余儀なくされ,特に骨折してしまった左大腿骨については3回もの手術を受け,ようやく症状固定を迎えました。

その後,左大腿部に手術痕が残ってしまったことについて,醜状障害として後遺障害等級14級5号の認定を受けると,加害者の保険会社から示談金額が提示されました。

しかし,Kさんには,この示談金が適正なものかどうか,示談して良いものかどうか分かりませんでした。特に,Kさんは任意保険に加入していなかったので,加害者の自動車修理費のうちKさんの過失割合に相当する部分として約70万円が賠償総額から引かれており,このような示談案に応じなければならないのかという点が,大いに疑問だったのです。

また,左大腿部については痛みがまだあり,醜状障害のみならず,この痛みについても後遺障害として認定を受けられないか,という点も疑問でした。これらの疑問を解消すべく,Kさんがご相談先として選んでくださったのが,当事務所でした。Kさんのご相談のうち,後遺障害と自動車の修理費については,調査をしなければ詳細がわからないものでしたが,保険会社から提示された示談金額は明らかに低いものでした。そのため,弁護士の交渉により,増額が見込めたのです。

その後の調査の結果,後遺障害については,残念ながら痛みについての等級認定を受けられるだけの根拠資料がなく,断念せざるを得ませんでしたが,自動車の修理費については,保険会社が算定した加害者の車両の時価評価額が高すぎることが判明しました。

そこで,賠償額全体について,粘り強く保険会社と交渉したところ,慰謝料については入通院慰謝料・後遺症慰謝料ともに裁判所基準(裁判をしたならば認められる基準)の満額を認めさせたばかりでなく,Kさんが負担すべき加害者の自動車の修理費についても,大幅に減額させることができました。

加害者と被害者の双方に過失がある事故において,被害者の方が任意保険に加入していない場合,加害者の車両の損害を請求されてしまいます。しかし,本件のように,保険会社の算定額が妥当でない場合もあります。

弁護士に依頼して調査をすることで,結果的に適正な金額まで減額できる場合もあります。まずは,お気軽にご相談ください。

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弁護士 篠田 恵里香

日本交通法学会・日本賠償科学会

日本交通心理学会・日本交通科学学会所属・東京弁護士会所属

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