ケース１４３ 後遺症慰謝料は約３．１倍に。ご依頼から１ヵ月半で賠償金は約１００万円増額！

傷病名：両上肢末梢神経障害・腰椎捻挫・頭部打撲・頸椎捻挫（むち打ち）
後遺障害：１４級９号
※弁護士費用特約を使用

	提示金額	増額（倍）	弁護士交渉後
治療費	¥2,137,809	1.0	¥2,137,809
入通院慰謝料	¥781,300	1.2	¥963,000
通院交通費	￥235,290	1.0	¥235,290
休業損害	¥12,872	1.0	¥12,873
後遺症逸失利益	¥387,302	1.3	¥504,360
後遺症慰謝料	¥320,000	3.1	¥990,000
文書料	-		¥5,250
合計	¥3,874,573	1.3	¥4,848,582
増額分			¥974,009

※増額（倍）の数値については、小数点第2位を四捨五入した概算値です。

※依頼者の方の年齢は事故当時のものです。

Ｇさんは乗用車を運転中，赤信号に従い交差点で停止し，その後，信号が青に変わったため，ゆっくりと直進をはじめました。そこに右側から信号無視をした乗用車が直進してきて，衝突されてしまいました。この事故により，Ｇさんは頸椎捻挫（むち打ち），腰椎捻挫，頭部打撲，両上肢末梢神経障害と診断され，治療を余儀なくされました。

Ｇさんは定期的に仕事を休みながら治療を続け，８ヵ月後に症状固定を迎えました。しかし，残念なことに首から左手にかけて痛みやしびれが残ってしまいました。そこで，Ｇさんはこの痛みやしびれについて後遺障害の等級認定申請を行ったところ，１４級９号が認定されました。

その後，相手方の保険会社から示談金額が提示されました。しかし，Ｇさんはこの金額が妥当であるか，判断することができませんでした。そこで，弁護士の意見を一度聞いてみたいと考え，当事務所にご相談くださいました。

当事務所は，入通院慰謝料や後遺症慰謝料などで増額となる可能性があること，Ｇさんは弁護士費用特約に加入しているため，原則的に，Ｇさんが弁護士費用を負担する必要がないことをお伝えしました。

正式にご依頼いただいた当事務所は，早速，保険会社との示談交渉をはじめました。交渉では，強気の主張を続けました。また，相手方の対応が遅い際は頻繁に催促を行うなど，交渉がスピーディーに進むことを心掛けました。

その結果，後遺症慰謝料は最初に提示された金額の約３．１倍，金額にして６７万円の増額となるなど，賠償金の総額は４８０万円以上となり，示談が成立しました。また，ご依頼から１ヵ月半というスピード解決となりました。

今回のケースのように，弁護士が示談交渉を行うことで，適切な賠償金を早期に得られる可能性があります。また，ご加入中の自動車保険や損害保険に弁護士費用特約が付いている場合，原則的に，依頼者の方が弁護士費用をご負担いただく必要はありません。まずは，お気軽に当事務所までご相談ください。