ケース１７４ 弁護士の交渉により，兼業主婦の休業損害が認められ，賠償金３００万円以上を獲得！

傷病名：頸椎捻挫（むち打ち）
後遺障害：１４級９号
※弁護士費用特約を使用

	提示金額	増額（倍）	弁護士交渉後
治療費	-		¥386,228
入通院慰謝料	-		¥854,590
通院交通費	-		¥2,166
後遺症慰謝料	-		¥1,000,000
後遺症逸失利益	-		¥613,352
休業損害	-		¥336,469
文書料	-		¥5,250
合計	-		¥3,198,055
増額分			¥3,198,055

※増額（倍）の数値については、小数点第2位を四捨五入した概算値です。

※依頼者の方の年齢は事故当時のものです。

Ｏさんは乗用車を運転中，赤信号のため停車していたところ，前方不注意の後方車両に追突されてしまいました。この事故により，Ｏさんは頸椎捻挫（むち打ち）と診断され，治療を余儀なくされました。

Ｏさんは約半年間の治療を行い，症状固定を迎えましたが，残念なことに首の痛みが残ってしまいました。そのためＯさんは後遺障害の等級認定申請を考えましたが，認定の可能性があるのかどうか，弁護士に一度話を聞いてみたいと当事務所にご相談くださいました。

当事務所は，早速，Ｏさんから詳しくお話を伺いましたが，詳しい資料をお持ちでなかったため，Ｏさんのお話だけでは認定が受けられるどうか判断できかねる旨をお伝えしました。そして詳細な資料を精査させていただきたい旨をお話しいたしました。また，弁護士費用については，Ｏさんご自身の自動車保険に弁護士費用特約が付いていたため，ご負担なく弁護士をご利用できることをご説明いたしました。

ご依頼をいただいた当事務所は，すぐにＯさんから詳細の資料をいただき，後遺障害の認定の可能性について詳しく調べました。Ｏさんは治療を開始した時から常に首の痛みを訴えていることがわかりましたので，慢性的な首の痛みを訴えた書面を追加し，後遺障害の等級認定に必要な書類を揃え，申請を行いました。その結果，Ｏさんは１４級９号の認定を受けることができました。

次に，相手方の保険会社との示談交渉を始めました。Ｏさんは兼業主婦であったため事故後も体は辛かったものの，無理をして仕事もしておりました。そのため，相手方の保険会社は，Ｏさんを主婦ではなく給与所得者と考え，主婦業についての休業損害（いわゆる『主婦休損』）を認めようとしませんでした。

当事務所は，日常の家事のうち，実際にどのようなことができなかったのかを具体的にＯさんから聞き取りました。そして主婦業について支障があったことを保険会社に強く主張し，休業損害を支払うよう粘り強く交渉を重ねました。

その結果，当事務所の主張が認められ，最終的に賠償金額の総額は３００万円以上となり，示談が成立しました。

今回のように，兼業主婦の休業損害について，弁護士が相手方の保険会社と粘り強く交渉することで認めさせることができる場合もあります。弁護士にご依頼いただければ，後遺障害の等級認定のための申請のサポートはもちろんのこと，適切な賠償額が獲得できるよう保険会社と何度も示談交渉を行います。まずはお気軽に当事務所にご相談ください。