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交通事故の解決事例集

ケース251 弁護士が高校生の将来を考え,逸失利益の増額交渉に尽力。賠償金の総額は3300万円に

Kさん(男性・16歳・学生)

事故時診断:第12胸椎圧迫骨折・第2腰椎圧迫骨折
後遺障害:8級相当

  提示金額 増額(倍) 弁護士交渉後
治療費¥128,3301.0¥128,330
入通院慰謝料¥319,2002.3¥729,334
通院交通費¥7,7901.0¥7,790
後遺症慰謝料¥3,240,0002.6¥8,300,000
後遺症逸失利益¥10,482,4162.3¥23,600,139
入院雑費¥46,5001.0¥46,500
休業損害¥211,5001.0¥211,500
その他¥47,5451.0¥47,545
合計¥14,483,2812.3¥33,071,138
増額分¥18,587,857

Kさんは,夜間に自転車に乗って交差点を走行中,左折してきたタクシーと衝突してしまいました。この事故により,第2腰椎圧迫骨折,第12胸椎圧迫骨折と診断され,治療を余儀なくされました。

その後,約2ヵ月にわたって治療を続けて,ようやく症状固定を迎えましたが,残念ながら脊柱変形によって腰と背中に痛みが残ってしまいました。そこで,後遺障害の等級認定申請を行ったところ,「脊柱に中程度の変形を残すもの」として,8級相当が認定されました。

ほどなくすると,加害者側の保険会社から示談金額の提示がありました。しかし,Kさんのご両親は,提示された示談金がKさんの将来を考慮した適正な金額であるかわからず,不安を感じていました。そこで,交通事故に詳しい弁護士に一度話を聞いてみたいと思い,当事務所にご相談くださいました。

弁護士は,いただいた資料を拝見し,Kさんが将来就く仕事のことを考えると逸失利益や後遺症慰謝料などの提示額が低く,弁護士の交渉で増額する可能性があると判断しました。さらに25%と提示されていたKさん側の過失割合についても交渉の余地があることをお伝えすると,正式にご依頼いただくことになりました。

ご依頼後,弁護士はさっそく保険会社との示談交渉を開始しました。逸失利益について,Kさんは将来,整備士を目指していたため後遺症が残ってしまったことにより,就業に大きな影響が出てしまったことを主張し,後遺症慰謝料については裁判所基準(裁判をしたならば認められる基準)を認めるように強く求めました。その結果,逸失利益は約2.3倍に増額し,後遺症慰謝料は裁判所基準の満額が認められました。さらに,過失割合についても,保険会社の主張に対し,事故の刑事記録を取り寄せるなどして適切に反論した結果,Kさんの過失割合を25%から20%に引き下げることができました。最終的に賠償金の総額は3300万円以上で示談が成立しました。

今回のように,保険会社から提示された示談金額は適正ではない可能性がありますので,一度,弁護士にご相談ください。特に未成年のお子さまの場合,将来の仕事への影響などを考慮した逸失利益や後遺症慰謝料の支払いを主張することで,賠償金が大幅に増額する可能性があります。交通事故に関するご相談は何度でも無料です。当事務所へお気軽にご相談ください。

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弁護士 篠田 恵里香

日本交通法学会・日本賠償科学会

日本交通心理学会・日本交通科学学会所属・東京弁護士会所属

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