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交通事故の解決事例集

ケース289 資格が取得できず将来の収入に大きな影響。弁護士が逸失利益の増額を主張し,賠償金は4100万円以上!

Kさん(男性・19歳・学生)

事故時診断:中心性脊髄損傷・右尺骨茎状突起骨折・右橈骨遠位端骨折・左膝関節内骨挫傷・肺挫傷
後遺障害:8級相当
※弁護士費用特約を使用

  提示金額 増額(倍) 弁護士交渉後
治療費¥1,014,3401.0¥1,014,340
入通院慰謝料¥1,004,3061.9¥1,957,000
通院交通費¥75,9151.1¥80,072
後遺症慰謝料¥4,500,0001.8¥8,300,000
後遺症逸失利益¥3,690,0008.0¥29,698,780
入院雑費¥64,9001.4¥88,500
その他¥128,4911.0¥128,491
合計¥10,477,9523.9¥41,267,183
増額分¥30,789,231

Kさんは,交差点をバイクで走行中,対向車線の軽乗用車に衝突されてしまいました。この事故により,中心性脊髄損傷,肺挫傷,右橈骨遠位端骨折,右尺骨茎状突起骨折,左膝関節内骨挫傷と診断され,治療を余儀なくされました。

Kさんは,2ヵ月の入院を続けて,ようやく症状固定を迎えましたが,残念ながら首に痛みが残ってしまいました。そこで,後遺障害等級の認定申請を行ったところ,「脊柱に変形を残すもの」として,8級相当が認定されました。

ほどなくすると,加害者側の保険会社から示談金額の提示がありましたが,Kさんのご両親は,提示金額の低さ,特に逸失利益の金額に疑問を感じていました。実はKさんは,自動車整備の専門学校に通学していましたが,今回の事故の影響で授業が大幅に遅れ,希望していた資格を取得できませんでした。そのため,後遺障害による業務上の支障だけではなく,就職後,資格の有無で給料や昇進などにも影響が出るのではないかと考えていたのです。そこで,交通事故に詳しい弁護士の話を聞きたいと考え,当事務所にご相談くださいました。

弁護士は,Kさんのご両親からいただいた資料を拝見したところ,提示された金額は逸失利益だけではなく,入通院慰謝料,後遺症慰謝料なども低いと判断しました。弁護士は,保険会社と交渉することで,増額する可能性があるとお伝えすると,正式にご依頼いただけることになりました。

ご依頼後,弁護士はさっそく保険会社との示談交渉を開始しました。弁護士は,事故の影響でKさんの日常生活に支障が生じていることを主張し,慰謝料の増額を強く求めたところ,入通院慰謝料1.9倍以上,後遺症慰謝料は裁判所基準(裁判をしたならば認められる基準)の満額が認められました。さらに,将来,Kさんが整備士として働くうえで後遺障害が妨げになることや,整備士の資格を取得できないと,将来の収入に影響がおよぶことを主張し,学校の講師の陳述書や実技の動画などの資料を提出し,逸失利益の増額を求めました。当初,保険会社は増額を渋っていましたが,弁護士が粘り強く交渉を重ねた結果,逸失利益は8倍以上の2900万円以上となりました。最終的に,賠償金は3000万円以上が増額され,4100万円以上となり,示談が成立しました。

今回のように,事故の影響で資格を取得できなかったことが,将来の収入や出世などに大きな影響がおよぶ可能性があります。弁護士にご依頼いただければ,必要な資料なども収集し,将来の仕事へ影響することを主張して,逸失利益の増額を求め,保険会社に粘り強く交渉し,賠償金の増額を目指します。交通事故の被害に関する相談は何度でも無料です。まずは,当事務所までご連絡ください。

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弁護士 篠田 恵里香

日本交通法学会・日本賠償科学会

日本交通心理学会・日本交通科学学会所属・東京弁護士会所属

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