ケース304 入通院慰謝料が2.2倍以上,付添費も1.6倍以上に増額。約420万円で示談が成立!
Sさん(男性・12歳・児童)
傷病名:右大腿骨骨折
後遺障害:なし
※弁護士費用特約を使用
提示金額 | 増額(倍) | 弁護士交渉後 | |
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治療費 | ¥1,511,740 | 1.0 | ¥1,511,740 |
入通院慰謝料 | ¥884,600 | 2.2 | ¥1,949,333 |
通院交通費 | ¥124,095 | 1.0 | ¥124,095 |
入院雑費 | ¥28,600 | 1.4 | ¥39,000 |
付添費 | ¥307,500 | 1.6 | ¥492,400 |
その他 | ¥73,460 | 1.0 | ¥73,460 |
合計 | ¥2,929,995 | 1.4 | ¥4,190,028 |
増額分 | ¥1,260,033 |
※増額(倍)の数値については、小数点第2位を四捨五入した概算値です。
※依頼者の方の年齢は事故当時のものです。
Sさんは,自転車で走行中,向かいから来た乗用車が前方にいるSさんに気が付かずにT字路を右折したため,衝突する事故に遭ってしまいました。この事故によりSさんは病院に救急搬送されて右大腿骨骨折と診断され,その後の入通院を余儀なくされました。
Sさんは,3週間の入院,1年以上に渡る通院,リハビリを経て,事故発生から約1年半後に完治することができました。その後,ほどなくして加害者側の保険会社から示談金が提示されましたが,Sさんのお母さまは,提示された金額が適切なものなのかわかりませんでした。そこで,交通事故の被害に詳しい弁護士に話を聞きたいと考え,当事務所にご相談くださいました。
弁護士はSさんのお母さまがご用意くださった資料を拝見し,保険会社から提示された金額は,入通院慰謝料が裁判所基準(裁判をしたならば認められる基準)と比べてかなり低額であると判断しました。そして,弁護士が示談交渉を行うことで,増額の余地があるとSさんのお母さまにお伝えしたところ,正式にご依頼いただくことになりました。
ご依頼を受けた後,弁護士はすぐに保険会社との示談交渉を開始しました。入通院慰謝料については,裁判所基準での支払を認めるように交渉を重ね,基準の満額となる190万円以上に増額することができました。また,入院,通院,リハビリにはSさんのお母さまが付き添っており,その回数などを考えると,付添費が低額でした。そこで,具体的な資料を用意して付添費の増額を求めたところ,1.6倍以上に増額することができました。最終的に,賠償金の総額は保険会社の初回提示から1.4倍以上の増額となる約420万円で示談が成立しました。
今回のように,お子さまが交通事故に遭われた場合,ご両親は,多くの心配や不安を抱え,付添などによる負担も大きいものであり,その中で保険会社と示談交渉を行うことは,簡単なことではありません。そのような際は,ぜひ,交通事故の被害者救済に力を入れている弁護士を頼りにしてください。弁護士は,適切な賠償金を受け取っていただくため,示談交渉や後遺障害の等級認定申請などにおいて,交通事故の被害者の方とご家族をフルサポートいたします。交通事故の被害に関するご相談は何度でも無料ですので,まずは,当事務所までご相談ください。