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交通事故の解決事例集

ケース85 弁護士の交渉により,後遺症慰謝料・逸失利益の大幅な増額に成功!

Nさん(女性・64歳・会社員)

事故時診断:両下腿打撲傷・左上腕骨大結節骨折・左多発肋骨骨折・左肩打撲傷・胸部打撲傷・血気胸の疑い・頸椎捻挫(むち打ち)・頸椎骨折の疑い
後遺障害:併合10級(10級10号,14級9号,14級9号)
※弁護士費用特約を使用

  提示金額 増額(倍) 弁護士交渉後
治療費¥6,744,6451.0¥6,744,645
通院交通費¥633,3501.0¥633,350
入院雑費¥143,0001.4¥195,000
入通院慰謝料¥1,533,2001.6¥2,471,667
後遺症慰謝料¥2,500,0002.2¥5,500,000
休業損害¥1,256,0691.0¥1,256,069
逸失利益¥2,827,3061.3¥3,624,380
その他(装具代)¥18,2821.0¥18,282
その他(飼い犬関連費)¥336,2001.0¥336,200
合計¥15,992,0521.3¥20,779,593
増額分¥4,787,541

Nさんは,息子さん達と共に山道をドライブしている最中,居眠り運転をしていた対向車がセンターラインを越えて向かってきたので,クラクションを鳴らしましたが避けられずに正面衝突してしまいました。

正面衝突のため,事故の衝撃は激しく,Nさんは上記のとおりの重傷を負い,事故後5ヵ月近くの入院生活を余儀なくされ,退院しても痛みが激しくリハビリのために通院し続けることになってしまいました。

その後Nさんは,医師から症状固定と判断された段階で当事務所にご相談いただきました。Nさんの希望は,妥当な後遺障害の等級認定を得ることと正当な賠償金を得ることでした。

当事務所が後遺障害等級認定の申請(被害者請求)をした結果,肩関節の機能障害につき10級10号,頸部痛・腰痛につきそれぞれ14級9号,あわせて併合10級との認定結果を得ることができたため,示談交渉に入ることにしました。

示談交渉の争点は逸失利益の労働能力喪失年数,つまり,「Nさんの後遺症が,その後のNさんの労働に何年間影響を与えるか」という点でした。Nさんに認められた左肩関節の機能障害は,むち打ち症のように数年で治るものではなく,一生残っていく後遺障害です。しかし,保険会社側は,たった10年の労働能力喪失年数しか認めてこなかったのです。当事務所は,Nさんのご意向を伺い,訴訟で認められる可能性のある最大の年数,すなわち,平均余命の半分の14年を主張し続けました。そして,粘り強い交渉の末に,ようやく喪失年数14年を相手方に認めさせることができ,逸失利益の大幅な増額に成功しました。

また,後遺症慰謝料についても交渉の結果,裁判所基準(裁判をしたならば認められる基準)の満額を認めさせることに成功し,保険会社から当初提示された示談金額の1.3倍も増額することが出来ました。

本件のように,後遺障害について高い等級が認定されている場合には,裁判所基準に基づく賠償額が高額になるため,加害者側の保険会社から提示される金額は非常に低く,弁護士の介入によって初めて増額する,というケースが多々あります。まずはお気軽にご相談ください。

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弁護士 篠田 恵里香

日本交通法学会・日本賠償科学会

日本交通心理学会・日本交通科学学会所属・東京弁護士会所属

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