「上肢および手指」、「下肢および足指」についての後遺障害をメインテーマに、勉強会を開催しました

アディーレ法律事務所では、交通事故の案件を取り扱う部署（交通部）を設けています。
交通部は、日ごろより定期的に勉強会を開催し、弁護士間で交通事故の案件に関する知識・経験を共有しながら、事件処理水準の向上を図ってきました。
今回は、「上肢および手指」、「下肢および足指」についての後遺障害をメインテーマに、勉強会を開催しました。

交通事故においては、原則として、後遺障害等級が認定されなければ、逸失利益や後遺症慰謝料といった後遺障害に関する賠償金を請求することはできません。

このことは、後遺障害等級が認定されるかどうかによって、最終的に保険会社から支払われる賠償金の金額が大きく左右されるということを意味します。

交通事故によって、腕や足に骨折などの大きなケガを負った場合、事故前と比べて関節が曲がらなくなったり、骨が元どおり正しくつながらずに変形してしまったりすることがあります。

しかし、そのような状況に対して、必ずしも交通事故における後遺障害等級が認定されるわけではないのです。

そこで、今回の勉強会では、弁護士が、交通事故を数多く扱ってきたそれぞれの経験から、実際に担当した過去の案件を紹介し、具体的にどうすれば後遺障害等級を獲得する確率を上げることができるかなどについて、実践的な意見を出し合いました。
また、今回は、医師の資格を有する弁護士の参加により、法律論の見地からの検討に加えて、医学的な側面からのアプローチによる検討も行うことができ、大変実りある勉強会となりました。

アディーレ法律事務所では、これまで「上肢および手指」、「下肢および足指」に関する後遺障害の案件をはじめとして、非常に多くの案件をご依頼いただいております。
実績が豊富だからこそ、過去の案件や判例をもとに、さらなる交通事故の被害者救済のため、適切な主張の検討ができる、と自負しております。

今後もこのような勉強会を通じて、弁護士の知識・経験を共有し、専門性を高める取組みを続けるとともに、依頼者の方によりよい解決策をご提案し、ご満足いただけるよう取り組んでまいります。